まだ5月ですが、4月から各地で25℃越えのニュースも耳にしますね。私は九州在住なのですが、気温28℃の翌日は最高気温18℃などと寒暖差が激しく、体調管理が難しい…(-_-;) ついに先日、風邪をひいて鼻水と咳に悩まされています。

 そんな中で心配だったのが、我が家の癒し系アイドル・ウーパールーパーホピさんです。

 実はこの子、今年2月に膵臓にできた病変を切除する開腹手術を受け、現在も体調管理には今まで以上に気を遣っています。

 去年までは水槽用ファンとエアコン24時間稼働でしのぎましたが、どうしても水温が20℃近くになってしまうため、水槽用のクーラーを購入しました。それがこちらの「ゼンスイ 水槽用クーラー ZC-100α」です。

 今回はこの「ゼンスイ 水槽用クーラー ZC-100α」について紹介します。

小型で高性能、静音性も抜群!

 この「ZC-100α」は、ZC-αシリーズの中でも一番小さいサイズで、一般家庭のアクアリウム用としても設置できます。小型とはいえ、うちの水槽は幅40cm×奥行20cm×高さ26cm、約16Lとやや小さめなため、ほぼ水槽と同じ大きさです(笑)

 ですが、クーラー作動時の音はそれほど気になりません。ファンの時の方が音は目立っていましたね。ウーパールーパーは音にも敏感なので、真上でファンの音がするのはちょっと嫌そうでした。このクーラーに変えてからは、ドリルのように角に向かって泳ぎ続けることが減ったので(?)、ストレスも減っているはずです。

 淡水・海水両用なので、湖の底に棲む両生類のホピさんにも安心(ホピさんには浄水にマリンソルトを1Lあたり2gの割合で入れてます)。水温センサーがついているので、設定した適温をある程度超えるとクーラーが作動し、適温になると停止してくれます。我が家はもともと使用していた水温計とダブル使いです。若干差がありますが、水温計の方に合わせることもできます。

★特長

  • 抜群の静音性・低消費電力
  • 100L相当の水量の冷却に対応
  • 独自開発の高性能二重構造小型熱交換器で冷却効率がさらにアップ
  • ±2℃以上の変化を知らせてくれる「水温監視アラート機能」が付加
  • 連続運転が2時間以上になった際に知らせてくれる「オーバータイム機能」が搭載
  • 水槽に温度センサーの投げ込みは不要で、しかも0.1度単位で温度調節が可能
  • 忘れがちなお掃除のタイミングを知らせてくれるクリーニング機能
  • ヒーター専用コンセント付きで、オールシーズン使用可能(※ヒーターは別売)

 夏場はエアコンもつける予定ですが、水温までは仕事中に監視できなかったので一安心です。

水槽用クーラーの選び方

 我が家で水槽用のクーラーを設置するのは初めてです。なので、選び方もわからず結構悩みました。商品名であるZC-100αも、そのまま「100L水槽までなら保温・冷却できます!!」というわけではなく、水槽とは別にろ過水槽がある場合や水槽がある部屋の室温と維持したい水温の関係など、様々な側面から計算する必要があります。

 とはいえ、私も最初は「家庭用で100Lまでって大きすぎないか!?」と思っていた人です(笑)。商品説明をしっかり読んでやっと理解しました(;^ω^)

 ZC-αシリーズの選び方で、私が一番わかりやすかった図を紹介しておきます。

 我が家の場合、「A」ろ過水槽や「B」照明などは使用していないので、水槽容積の16Lが選定L数です。ろ過水槽や循環ポンプなどを使用している方は忘れずに計算に入れましょう。

 さらに下の表に照らし合わせます。

 ちょっと見えづらいですが…棒グラフの薄いグレーが「冷却可能範囲」、濃いグレーが「冷却推奨範囲」です。

 ウーパールーパーの適温は16~18℃なので、赤枠のグラフを参考にしました。我が家は16Lなので、推奨範囲に入るか入らないかぐらいですね。もちろん、夏場は室内温度が35度を超えてしまうので、エアコンも24時間稼働です。

 そして設置する際のホース類ですが、全く見当がつかなかった私は、こちらを購入しました。


 我が家は九州なので西日本用ですが、東日本用もあります。


 このセットであれば、ポンプやホース類との接続に必要な部品も揃っているので安心です。ホースを切るためのペンチさえあればすぐに設置できます。

設置方法

 我が家では、GEXのノズルを外に出すことで水替えもできる内掛け式フィルターを使用しているため、そのノズルからクーラーへつないでいます(なのでセットのポンプは使用していません)。フィルターとポンプを別で使用する場合は、それぞれの場合の接続の一例がありますので、参考にしてください。できればフィルターを通したきれいな水をポンプでクーラーへ送るルートを作ると、クーラーの故障予防にもなります。

 我が家と似た環境であれば、クーラー本体とビニルホース(2~3mくらい?)、傘の柄型のパイプがあれば十分なようです。ホピの成長次第ですが、しばらくはこの環境で過ごせそうです。

修理は?不要になった場合は?

 上手く温度調節ができていない、異音がするなど故障かな?と感じた場合は、メーカーに問い合わせましょう。設置時の接続の仕方などの相談にも乗ってくれるようです。 

 また、購入後の注意書きを読んで気が付いたのですが、小型とはいえフロンガスを使用したクーラーになるため、不燃ごみなどで捨てることはできません。やむを得ず手放す場合は、必ず自治体に確認・相談しましょう。

 今でも自然に生きる生き物たちの環境を守るためにも、不要なものの捨て方には気を付けたいですね。

使ってみての感想

 この春は一日の中でも寒暖差が激しく、日中はホピが心配でファンとエアコンをつけて仕事に行っていました。それでも気温が上がるとファンでは20℃程度が限界なので心配でしたが、今はこの心配がかなり減りました。日中部屋にいても水温をしっかり保ってくれるので、水質も維持しやすく、何より本人がゆったりと過ごしています(いつも通り)。

 水温が上がると、毎日水替えをしていても水カビ病になってしまったり、苔が生えやすくなって掃除が大変だったりしましたが、病気で元気のなかったエラも復活してきました!!

 省エネなので電気代もそれほど気になりません。今のところ水槽用クーラーで電気代が上がった様子はないです。むしろ以前は、季節関係なく人間が厚着をしてエアコンをつけていたので、かなり節約できていると思います。

 大切な小さな命を守るためにも、水温管理はしっかりしてあげたいですね。

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